こんにちは、飲食店コンサルタントのキミタです!
飲食店にとって集客は一番の悩みの種ですね。だって、集客ないと売上が成り立たないんですもの・・・。開業したばかりの飲食店オーナー様も長年やられているオーナー様も集客はかなりの悩みの種ですね。
今回の記事はそんな集客のお話をしたいと思います!
よくある集客方法のご紹介
ここではどこの飲食店様も活発に活用している集客方法です。最低ラインとしてぜひ活用していきたいですね。
- WEB媒体に掲載(ぐるなび、食べログ、ホットペッパー、Retty、ヒトサラ、一休など)
- SNSの活用(Facebook、Instagram、X(旧Twitter)、トリップアドバイザーなど)
- Googleの活用(Google マイビジネス、Google mapなど)
- 店前告知
- 店内告知(メンバーズカード、割引券、ポイント、スタンプカードなど)
- DMメール
- ホームページ作成
- チラシポスティング
- 有料広告(SNS関連、動画関連、インターネット関連など
など、今や集客方法だけでもかなりの量があることがわかります。そしてこれを管理するのもまた一苦労・・・。WEB媒体なんて私の現役当時は3つやってました。そして変更がある度にすべて手作業。(めっちゃ大変です笑)組織なので担当がやってましたし(私)流用という形でデフォルトを作成してそれぞれの店舗の部分に各々が修正するだけなんですが、元をやってる人は大変です。
そして、PC操作に慣れない方やそもそもあまり使ってこられてない方はもう大変なんてもんじゃないです。委託したいぐらいですね。
どれが、自分のお店にとって有益かご判断頂きできるものからスタートしてみてもいいのではないでしょうか。
活用方法
次の上記の集客方法の活用方法と費用やメリット・デメリットの紹介です。
飲食店検索サイト
【メリット】
・関連キーワードで検索した場合、上位に表示されやすい
・ネット予約やクーポンなどさまざまな機能が使える
・専任の担当者がサポートにつく
【デメリット】
・一定のコストがかかる
・口コミの内容などが良くも悪くも集客に影響する
飲食店検索サイトを活用すると、関連キーワードで検索した場合に上位に表示されやすく、ネット予約、クーポンなどの機能を活用することが可能。掲載料は、だいたい月額1~5万が相場だが、サイトによっては10万円を超えるプランもある。専任の担当者が付き、運用面でのサポートがあるのも特徴だ。「ぐるなび」の場合は、月間ユニークユーザー数が4,400万人(2020年12月時点)、ぐるなび会員数は2,116万人(2021年4月1日時点)、総有料加盟店舗数は55,763店(2021年3月時点)。料金体系は、「スタートプラン」(無料)、「ライトプラン」(月額11,000円)、「ベーシックプラン」(月額33,000円)の3種類で、それぞれで集客につながるさまざまなツールを使うことができる。詳細は→「ぐるなび新加盟プラン」
SNS(Instagram、LINE、Facebook、Twitter)
【メリット】
・低コストで運用できる
・情報が拡散されやすい
・リピート促進ツールとしても使える
・ターゲットを絞った広告(有料)の打ち出しが可能
【デメリット】
・継続的に運用しないと効果が出にくい
・悪い情報も拡散されやすい
近年、飲食店の集客において活用度が高まっているのがSNS。利用者が増加していることや、無料、もしくは低コストで情報発信できること、店のSNSに登録やフォローしてもらうことでリピート促進ツールとしても活用できることなどが利用増加の理由だ。また、地域、年齢、性別などターゲットを絞り込んで広告(有料)を打ち出すことができるのもメリットといえる。一方で、短期的に集客力を高めるツールではなく、継続的に運用していく中でフォロワーが増え、集客効果が高まっていく傾向が強い。定期的に情報を発信して、フォロワーを獲得していくことがポイントになる。
★主なSNSの特徴
■Instagram
コスト:無料(広告は除く)
国内利用者数:約3,300万人※2021年現在
利用者の主な年齢層:若年層~中年層
運用のポイント:写真投稿がメインのSNSなので、メニューやお店の雰囲気などビジュアル的に魅力のある情報を伝えるのに有効。投稿内容と関連の高いワードをハッシュタグに付けることで、飲食店を探しているユーザーに見つけてもらいやすくなる。来店客が撮影した写真が拡散され、集客につながる可能性もあるため、撮影を促すような取り組みとセットでフォローを促すのも効果的。
■LINE公式アカウント
コスト:無料~月額1万5,000円(広告は除く)
国内利用者数:約8,900万人※2021年現在
利用者の年齢層:若年層~シニア層
運用のポイント:SNSの中ではリピート促進向きのツール。アプリ内でポイントカード作成やクーポン発行などが可能で、登録したLINE会員に一斉に情報の発信も可能。登録数を増やすための工夫や、ブロックを防ぐための工夫が必要になる。
■Facebook
コスト:無料(広告は除く)
国内利用者数:約2,600万人※2021年現在
利用者の主な年齢層:中年層
運用のポイント:基本情報を掲載しつつ、最新ニュースを配信できるため、ホームページの代わりになるツール。ほかのSNSと比べて若年層の利用率が低く、拡散力は弱め。実名で登録するため、情報の信頼性が高いと認識されやすい。
■Twitter
コスト:無料(広告は除く)
国内利用者数:約4,500万人
利用者の年齢層:若年層~中年層
運用のポイント:リツイート機能による拡散力が高い。手軽に発信できるため、リアルタイムで当日のお得な情報や空席情報などを配信するのに適している。情報が拡散しやすいため、不用意な投稿が評価を落とすきっかけにもなる。
Google マイビジネス
【メリット】
・無料で活用できる
・Google検索やGoogleマップへの表示による訴求効果
・レビューや口コミ機能がある
【デメリット】
・掲載情報のカスタマイズの自由度が高くない
・継続して情報を更新する必要がある
【コスト】
無料
【月間利用者数(Googleマップ)】
約4,700万人
Google検索やGoogleマップに店舗の情報を表示させる無料サービス。写真や動画などの掲載も可能で、ユーザーに地図上から店を見つけてもらえるのが特徴。レビューや口コミ機能のほか、ホームページや飲食店検索サイトと連携して集客につなげることもできる。一方で店が投稿した写真のうち、「これをトップ画面に表示させたい」といったカスタマイズができなかったり、情報をこまめに更新していないと、Googleマップ上で目立つように表示されなくなってくるので、利用の際は注意したい。
店前告知 看板・ファサード
【メリット】
・視認性向上による、フリー客の獲得
・訴求が成功すれば、そのまま入店につながる
【デメリット】
・店の前の通りの人通りの多さによって効果が変わる
フリー客獲得に効果を発揮するのがファサードや看板での情報発信だ。ファサードについては、清潔にしておくことは大前提として、視認性を高めたり、店の業態や売りを象徴するオブジェなどを配置することで、印象を残す方法も有効。看板は約5,000円から購入することができるが、電飾の付いたものやデザイン性が高いものは安くても数万円はかかる。店の前を通る人に飲食店だと認識させて、業態や看板料理、価格帯、利用シーンなどの情報がイメージできるようにすることがポイントといえる。
ポイント・スタンプカード
【メリット】
・コストがあまりかからない
・特典目当てにリピートを増やすことができる
【デメリット】
・入会してもらうための工夫が必要
・無くしたり、忘れられる可能性がある
リピーター向け施策として有効なのが、ポイントカードやスタンプカードなどの店の会員カードだ。「料理1品サービス」「特別割引」などの特典を付けることで、ポイントやスタンプを貯めることが来店動機の一つとなり、リピートを促進できる。費用もあまりかけずに導入できるのもメリットだ。逆に、会員になってもらうための工夫や特典のアピールが必要で、会員になっても特典が魅力的ではなかったり、特典を獲得するまでに必要な来店回数や利用金額の設定が高すぎるとリピートにはつながらないので注意が必要だ。
ダイレクトメール(メール、郵送)
【メリット】
・クーポンなど、来店を促進するアイテムを同封できる
・既存顧客の囲い込みに有効
【デメリット】
・顧客情報(住所)の獲得が必要
・郵便物と同等の費用がかかる
郵送で届けるダイレクトメールもリピーター向けの施策。顧客の住所を獲得する必要があり、定期的に新しいコースやテイクアウト・デリバリーの情報などを送ることで利用につなげることができる。スマートフォンで情報収集をあまりしないシニアなどに対してのリピート促進ツールとして効果がある。ただ、1通60円前後なので、ターゲットの範囲を広げるとコストも増えていくことや、引っ越しなどによって関係性が切れてしまう可能性がある。
ホームページ
【メリット】
・ユーザーに信頼感を与えられる
・自由にコンテンツを作成でき、差別化できる
・店のブランドを強化できる
【デメリット】
・集客の即効性には欠ける
・SNSや飲食店検索サイトと連動しないと認知されにくい
・サイト運営のためのコストや労力がかかる
ホームページは、細かな構成まで店舗側で設定できるので、店をブランディングしたり、飲食店検索サイトなどと差別化できる。さらに、SNSや飲食店検索サイトとリンクさせることで相乗効果も狙える。一方で、ほかの集客方法と比較すると、ややコストがかかる傾向にあり、初期費用が数十万~数百万円かかり、毎月の運用コストも数万円かかるケースが多い。
チラシ(ポスティング、折り込みなど)
【メリット】
・インターネットに慣れていない層への訴求効果が高い
・紙媒体のため、手元に保管してもらうことができる
・店の周辺エリアでの集客戦略に向いている
【デメリット】
・デジタル広告のように、ターゲットを絞れないため、無関心層にもアプローチすることになる
・クレームにつながる可能性がある
・ほかのチラシに埋もれないためのデザインやキャッチコピーの工夫が必要
チラシは、近隣住民への認知やWebを使わない層へのアプローチ手段として有効。チラシのデザインや印刷などにコストがかかるが、ホームページの運営や広告などに比べるとコストは抑えられる。ホームページ、飲食店検索サイト、SNSのアドレスなどを掲載して相互連携することで集客力アップが狙える。周辺の他店にチラシを置いてもらうことも効果的だ。一方で、無関心層にとっては望んでいない情報を強制的に届けられる不快感や、配布する相手との接触を想起させるなどして、クレームにつながる可能性があることを考慮する必要がある。このほか、新聞などへの折り込みチラシは高齢者層へのリーチ率が高いメリットがある。ただし、新聞の購読者数が減少していることなどは考慮しておきたい。
広告
【メリット】
・ターゲットを絞りやすい
・訴求効果が高く、範囲も広い
・即効性が高い
【デメリット】
・コストがかかる
・長期的な効果は薄い
広告は、大きくデジタルとアナログに分けられる。デジタル広告には、検索エンジンで特定のキーワードを検索したユーザーに、関連する広告を検索結果の画面に表示する「リスティング広告」のほか、テレビ、ラジオにおけるCM、各種SNSやYouTubeなどを使った広告があり、それぞれターゲットを絞って情報発信ができるのが特徴。アナログ広告には、雑誌や新聞、コミュニティーペーパー、駅の看板広告などがある。費用はメディアによってさまざまだが、継続して広告を出し続けるとコストが増大していくため、短期的な集客戦略に向いている。
今日から実践こんなやり方してみてはいかがですか!?
上記の集客ツールを駆使しながらでは具体的に何が出来るのか。
WEB媒体などはコース設定やクーポン設定が可能です(有料でないと厳しい場面も)。どうしても閑散している時間が発生しているならば、ピンポイントにそこにクーポンを打つなどしても元々集客がないところに入ってくれるのだから嬉しいですよね。
結構要注意!SNSやGoogleなどでいいね!やフォロー、評価コメントをいただけたら〜的なやつで割引をされている店舗を見かけますが、これはかなり意味がないです。確かに評価のコメントなどはいただけてますが、見ている側ってあまりにも心にないコメントが多いと「やらせ」だってわかっちゃうものです。疑いから来られるほどハードルが上がるものはないですよ
それならば「次回使える1ドリンク」とかの方がいいですね。本日のディスカウントは本当に危険です。例えば、「美味しそうな画像コンテスト!」みたいなことで、注文頂いた料理をお客様ご自身でUPしていただいていいね!が多い方に1000円チケット。みたいな。この方が店側もお客様側も楽しんでできますし、ヤラセ感がないのがいいですね。
※ちなみにですが、ヤラセ対策はかなり企業側も厳しいの最悪使えなくなりますよ。なので、偽装的なことは要注意です。過去に違う店舗の支配人がアルバイトを使って投稿させまくってましたね。どうやってバレたのかはわかりませんが、評価爆下がりでした。いろんな意味で・・・
それで大事なのがこれらのものは「認知」を広げるだけに過ぎず、フォロワーや会員が取れたから集客が増えるわけではありません。ただの可能性が増えたに過ぎません。
ではどうやってここから増やしていくのか。がとても大事になります。
- 気になってもらう投稿を心がける。(皆さんの心理と同じです。見たいな、行きたいなと思わないと誰も目にも止めません。)楽しそう!とか美味しそう!とかっていう気持ちに人はそそられますよね。
- ターゲット属性を意識したクーポン設定にする。(ファミリーなどが多い店は子供が無料とかすごく助かると思いますし、サラリーマン層は飲み放題が安いと嬉しい。カップルさんはイベント利用でプレートやデザートとか)些細なものでもいいと思いますし、原価との相談です。
- LIVE配信など(店内雰囲気や店内イベントの動画などを上げると行きたいとかくすぐる部分が出てきます。)個人情報の問題などもありますので注意を。
- リアルコメント誘導(Googleや食べログの評価の部分は必ず見ます。嬉しいようなコメントがあると行きたくなりますよね。信用性も増します。良いコメントをどんどん貰えるオペレーション組にするとコメントも増えて口コミがお客様も増えてダブルハッピーです!)
この4選が今ご紹介できる有力な活用術となります。
使い方はさておき、要は「やる側も楽しんでやってるか」で受けての印象は180度変わります。ルーティン業務であげてれば面白くないですし(見る側も面白くない)、ネガティブなことしかでません。
そして、100%言えるのが1回やって結果がでたらどこの店も繁盛店です笑
継続は力なり!無理せず楽しく長期的に見据えて出来ることが一番の集客策となります。
※根本的なサービスや料理がなんやかんや一番大事です。基本をぶらさないように・・・
最後までお読み頂きありがとうございました!
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