「店長のためのスケジュール管理術:効果的な時間の使い方のコツ」

こんにちは、飲食店マネジメントのキミタです!

日々の営業に加えて、管理業務に多忙な飲食店の皆様に必見です!

今回は管理者、経営者様にスケジュールの管理方法をお話したいと思います。

飲食店の店長スケジュールおさらい

飲食店というのは店を構えてお客様にご来店頂いて成り立っている商売です。(知ってるよってね笑)開けてる時間が長ければ来店チャンスは増加しますが、それなりコストと疲労は蓄積していきます。上手なバランスによって開けている時間を作らないと大変なことになります。また、閉まっている時間が長ければ機会損失に繋がります。難しいですよね。

それでは見てみましょう。キャリアガーデン

店長の1日

  • 営業時間:11:00~23:00
  • ランチタイム:11:00~15:00
  • ディナータイム:17:00~23:00
10:00 出勤・掃除仕込みが必要な場合はもう少し早めの出勤になります。
10:40 朝礼・ミーティング開店時に勤務するアルバイトが揃ったら集合し各種伝達を行います。
11:00 営業開始ランチタイムの営業が始まります。
12:00 ランチタイムラッシュランチタイムのピークを迎え、従業員総出で対応します。
13:00 ランチタイムラッシュ終了客入りが落ち着き始めたら営業を続けながら、ランチの片付けやディナーの準備を並行して行います。
15:00 食事まかないと呼ばれる従業員向けの食事をとります。

15:30 一時閉店・休憩(1時間)・ディナー準備ディナータイムに向け、店を閉め、準備中とします。

自身の休憩もこの時にとります。

16:30 掃除開始ディナー営業に向けて準備を行います。
16:45 夕礼・ミーティングディナータイムに勤務するアルバイトが揃ったら集合し各種伝達を行います。
17:00 営業開始ディナータイムの営業が始まります。
19:00 ディナータイムラッシュランチ同様、ピークタイムは大忙しです。
21:30 ディナータイムラッシュ終了営業の傍ら、片付けや翌日のランチ準備を行います。
23:00  閉店片付け、掃除をアルバイトに任せ、レジ締めを行い、一日の売り上げを確認、営業日報を作成します。
0:00  退勤戸締りや火の元の確認を行い、帰宅します。
恐ろしいですね。しかもこれは営業のみで事務系の仕事が一切含まれてません。ここにランチ抜けをしてミーティングや管理業務、出勤調整などを行うような形となります。私の体験談ですが、私はほぼ休憩を取っていなかったです。簡単に食事を済ませて休憩時間にデスクワークをやっていたような形です。(本部の業務や依頼業務も多かったのであまり参考にはなりませんが)
営業の他にも管理業務でもやることがたくさん。それでは次をみてみましょう。

店長や管理者の人が抱えている業務

前回の記事のおさらい。若手社員の成功へのファーストステップ:スタート時に取り組むべきこと!?

デスク系

  • 売上管理
  • 人事管理(アルバイトの採用、時給、面談、シフト作成、書類整備など)
  • 原価管理
  • 衛生管理
  • 顧客管理
  • 販促管理(WEB、SNS、予約、発信など含む)
  • 発注管理
  • 月次報告(PL)
  • 月次振り返りと翌月目標、施策
  • ※テナント店舗はデベロッパー報告
  • 個人進捗
  • 入金業務
  • その他本社からいきなり来る業務
  • その他周りから依頼のくる業務など

営業に関わる業務に加えてこれだけの店舗管理業務が存在します。

これを店長たちはやっていると思うと気が滅入りますね。

それでは本題の「コツ」をお話していきます!

スケジュールを管理するコツ

まず大前提としてすべてを完璧に100%やろうと思うとまず病気になります。大事なのは「自分の責務とやるべき事」をしっかりと線引してやって行きましょう。

飲食店=営業が主体

店長=最低限:売上、人材、原価コスト

会社員(チェーンなどにお勤めの方は):会社員としての報告、個人のタスクなど

これぐらいが最低限かと思います。ただ、現状を見て出来ることからやったり、すこしずつ時間に余裕が出てきたら、増やして行くことをおすすめします。

さて、本題ですがスケジュール管理をするためのコツはただ一つ!「仕組みを作って部下に任せる」この1択のみです!!それができれば苦労しないよ。って方!そうですよね。

その仕組み化にするための方法をお教えさせていただきます。

こちらも大前提ですが、過去のこちらの記事も合わせて取り組んでください。

同じ方向を向いて一緒に進んでいくスタッフがいることが前提ですが、いない方はしっかりと上記の記事から育成していくことをおすすめしていきます。

仮に部下に仕事を任せてもいいですが、「自分が思ったのと違った」「なんか言われたことだけしかやってない」などまったくいい方向に向かないことが多いです。

そんな時に人は必ず誰かのせいにします。そうしないためにも必ず育てた上でやることをおすすめします!

いくつか業務の中から例を出してご紹介したいと思います。

「仕組み化」=誰が見ても理解しその通りにやることで同等の成果が求められるもの。と私は定義つけております。以前の会社で他の人が仕組みを作るのですが、自分なりにわかりやすくできているつもりでも理解して感じ取るのは「やる側」です。伝え方が下手な人や相手の気持ちに寄り添って文章や図などを用いて記載することが重要です。後は相手に率直な意見をいける関係性を作ること。上記がなければ建前だけで本音を言ってくれません。

売上管理=普段自分が行っている要因分析(上がった下がったなどなぜ?の部分)を任せるためのフォーマットを作成し、みるポイント(自分視点)を目立つようにしたり教えたりし、自分なりに要因分析を作ってもらう。そのギャップを指導する。何ヶ月かすると同じ目線でできるようになります。部下は分析能力の向上と自分は違う業務ができることで両方にとってWin-Winです!

営業管理(上記にありませんが)=自分が大事にしてきて営業でやっていることを部下ができたらすごく時間に余裕ができます。閑散日や通常日でも任せることができ、溜まっている業務に対して「じゃ今日のランチ時間はお願いします」など任せることによって専念できます。

そうやって時間を作る以外は作れません。営業時間は整数であり絶対に自分のチカラでは変えられないものです。(変えれるオーナー様とはご自由に合わせて変えてください笑)

私たちも1日24時間しかありません、寝る、ご飯食べる、プラベートの時間がある。その中やるならば、「仕事の質を高めて」「仕組み化を行い」「自分でやる作業から任せる作業」に変えて行かないと一生進歩のない労働者となります。

自分の趣味が100個あるとします。(キャパ100です)これもやりたいなと思った時にやったら101になります。当然パンクします。キャパは100なんだから。なので1を辞めるか誰かに趣味をやってもらうか(笑)して1の枠を作らないとダメです。キャパに余裕がある人はどんどん自分の可能な範囲にやることをルーティン化していきましょう。


 

いかがでしたでしょうか?

具体的な説明は特にありませんが、なんとなくご理解いただけたのかと思います。

要は一人でやることは何事も限界があります。1人で持てないものも2人だと持てますよね。けどより重いものを持つために自分も筋トレし、相手も筋トレしないと成長はないです。チームとは偉大です。今までの自分から周りに大きい声で「Help me」してみてください!

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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キミタ(Blog name)

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