こんにちは、飲食店コンサルタントのキミタです!
以前の記事で採用に関わるポイントに触れました。まだ読んでいない方はこちらも合わせてご確認頂けると幸いです。https://foodrelation-management.space/saiyo_/
初期教育の部分ではこちらに触れております。https://foodrelation-management.space/training_leader/¥
今回の記事は採用後から初期教育後の続編となります!一番難しい時期に入るかも知れません。
子供と同じで赤ちゃんの頃はつきっきりでママは大変。3歳くらいになると自我が芽生えてきて少し手がかからなくなるかも知れませんが手がかからなくなるだけで、忙しさは倍だと思います。笑
目が離せない、かまってしたい、遊んで欲しい、嫌なことはいやだ。みたいな。
アルバイトも同じで慣れた時ぐらいが一番大変です。
もしかして、手がかからなくなったからといって、放置してませんか?
それが一番ダメな方向へ進んでいきます。
スタート教育のおさらいとなぜ放置がだめなのか
前回の記事では良い教育方法としてこちらをご紹介しました。ここがある程度クリアされていることが前提でのお話になります。
-
初期スタートからロードマップが構築されている(マニュアル的なものではなく、ジョブディスクリプション(職務記述書)とトレーニングロードマップが整っている)
-
考える思考を身に付けさせる教育。接客業はその時の判断がとても大切になります。小さな事から考えるチカラをつけることが大事です。
-
一緒にやってあげる時間を多めに取る。店長や教育者は「お手本」ということです。見なきゃ誰もできません。
- 店長のカラー(大事にしている部分)の部分を重点的に教育して、できたらベタ褒めです!効率なら早くやること。接客ならお客様と関わる時間の作り方。などhttps://foodrelation-management.space/training_leader/¥
個人差、出勤回数の差もありますが、初期教育からある程度任せられるよう(手がかからなくなる)になるにはざっと1ヶ月半〜3ヶ月くらいかと思います。正直、ここは覚える知識と技術の覚え方の時間に過ぎません。回数の多い人は1〜10までを早く覚えられます。回数の少ない人は少し間隔を明けて覚えるようになるだけです。ここはうさぎとかめと童話と同じです。
重要なのが、「しっかりと考えさせる事ができる人になっているか」です。前述した通り、一連の作業の中で例えば、あそこのテーブル番号って何番ですか?これを毎回聞く人と聞かずに自分で解決する人。(教育済みの場合)どちらが手がかからないですか?当然後者ですよね。なんとなく答ええれば済む話ですが、こういう部分が独り立ちさせるのにとても重要です。
ちなみ教育の済みで上記の質問をしてきた場合「あそこは◯番。さて何番でしょう?」と遠回りでも考える癖をつけましょう。(普通にめんどくさいやつと思われますが…笑)
さて、放置がダメな理由ですが、一言で「スタート教育の終了がトレーニングの終了」になるからです。そうなった場合、本人はすでに一人前、今後何かあってもまずアドバイスを聞かなくなるでしょう。また、考えることが衰えます。アルバイト同士で考え方を考えるような事ができると好ましいですが、まずないでしょう。ずっと手がかかるアルバイトになるのです。放置の時点で「解き放たれたかのようになります」から笑
スキルアップトレーニングの方法
さて、ではどうやることが一番好ましいのか。確かに放置は良くないですがスタートと同じように手をかけられないよ。他にも新しく入ってくるのに。などあると思います。
よく勘違いされますが、つきっきりになるのと放置の差がわからないと言われますが、単純に「見てますか?」ということです。例えば、あるテーブルに入ってました。何か話込んでます。お客様はムッとしています。これに気付けるか気づけないかでだいぶ変わります。放置とはこういうことです。仮にこれが後々サイレントクレームに繋がる場合には自分に返って来ます。理由は様々な対応がありますが、対応できるだけの知識がないのにも関わらず自分で対応した(させた?)結果となります。本人のせいでもなく、放置したトレーナーの責任は大きいです。
それではどうやっていくか、いくつか紹介します。
-
スタートトレーニング後のトレーニングロードマップを準備し活用する
-
教育トレーナー育成を任せる(または、教育トレーナー候補にトレーニングとして任せる)不在時は社員(自分)でやる。
-
定期的な進捗面談を実施する。
-
トレーニングロードマップを本人に進められるようにする。独り立ちできる人は自分で物事が進めて行けるようになります。(本当に少ないです。5人に1人くらいしか見ません笑)
まとめ
いかがでしたか?
慣れ始めた頃が一番危険です。良くない方向にいったら最終的には辞める方向に向かっていきます。
子供と同じでアルバイトも一人ひとり育てるのにかなりの労力が必要です。長い時間をかけて育てたアルバイトを手放さないようにしっかりと導いて店の発展に活かしていけるようにしていきましょう!
最後までお読み頂きありがとうございました。
Food Relation Management
キミタ(Blog name)
■飲食店のアルバイトをお探しの方
■オペレーション効率化
売上、顧客単価UPをサポートするPOSレジ【かんたん注文】